育児をしていると怒る場面は、必ず出てきます。
しかし、なぜ怒られているのか?子どもに伝わらないことが、ありました。

皆さんは「怒る」と「叱る」のちがいを意識したことありますか?

わたしのイメージは…

怒る=感情的に否定する
叱る=なぜダメなのか理由を説明してさとす

コトバンクさんで調べると…

●怒る=腹を立てる。立腹する。いかる
●叱る=相手のよくない言動をとがめて、強い態度で責める

わが家が、怒るを意識したとき

長男が次男を泣かせた時「ごめんなさい」しか言わなかった。
わたしは「どうして?」と疑問に思って
なぜたたいたのかの理由を聞いてみました。

【怒らないから】教えてほしい

「…ほんとうに?(怒らない?)」と長男が確認してきた。

わたしは、大岡越前を目指す

両者の話を聞いて本人以外の第3者(この場合は長女)の意見を確認してから
「〇〇した方がいいんではなかったか?」と対話するようにしています。

マンツーマンで話をしているとお互いヒートアップしているので
あくまで、話をドラマ化するようにしている。
(客観的に考えられるようにいろんな人の意見を取り混ぜています)

そんなわたしが、無条件に怒る

  • ケガをすること
  • 迷惑をかけること

時が多いこと気づいた。

例えば、どんなに口で「バカ」と言われても人をたたいてはダメ

(もちろん悪口を言った人も注意します)

ダメだけではなく、対応策を子どもにはしっかり話します。

  • 嫌な気持ちになることを相手に伝える
  • 近くのオトナに報告する
  • 物理的に距離をとる

一度、伝えても子どもは、すぐに忘れるもの
何度も折に触れて話をすることが大切です。

怒った後でフォローする

ママと子ども

お母さんは、怒るけど「あなたをたいせつに思っている」
また、わが家は毎日3人それぞれが1人の時を狙って
「あなたがいちばん大好きだよ」と伝えるようにしています。

そうすると…
「怒るお母さんは、怖いけど好き」
と言ってくれるようになりました。

なぜこんなに回りくどい方法をとったのか?

夫と子どもが話をしている現場を目撃したから…。
基本的に夫は、大声でマシンガントーク(息継ぎなしでしゃべる)が多かったです。

話の内容は、怒られていないんだけど…
長男を見ると
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
「ごめんなさい」
とずっと謝っている

本人は、怒っているつもりがなくても
子どもには、「怒られている」意識が残ってしまうんです

きっかけは、牛乳をこぼした子どもを反射的に怒った

これは、育児ではよくあることだと思います。
牛乳は、匂いも色もついてしまうので💦

「ゆっくり歩いてって言ったやんか」
「なんでそんなに早く歩いたの?」
「早くふかないとしみになる」
「雑巾もってきてや」
「あ-あ-、白くなってしまった」

と2分以内にまくしたてられたら
オトナでも責められているように感じませんか?

夫に伝えた具体的で効果的な方法

  • 叱る前に6秒数える
    もしくは、大きく深呼吸を3回してから叱る
  • 叱るときは60秒以内にする
  • 大きな声でしゃべらない
  • 1回話をすると60秒だまる

ペアトレ(ペアレントトレーニング)でCCQをならったことを参考にしました

Calm:穏やかに(おちついて)
Close:子供に近づいて(肩をたたいて気づかせる)
Quiet:声のトーンを抑えて静かに(そっと)

CCQで話をするのと凸凹ちゃんには、聞いてくれるようになります。

長文で叱っても…最初を忘れていきます

なので、1文をみじかく!確認しながら話をします。
よく言うのが
「牛乳をもつときは、歩くのよ。わかった?」
「わかった」
「お母さんは、なにを注意して歩くように言った?」
「…わからない」

言葉で伝わらないなら、絵を描きます

絵は、うまくなくて🆗です。
棒人形でもいいし
言葉でもいいです。

聞いてもピンとこない場合は
ふきだしで言葉を書く。
書くことで本人も
こんなふうに考えていたんだと気づきも得られます。

わたしは、それをよく見るカベに後で貼っておきます。

これだけ考えて意識してても全く!できないとき

それは、ママのココロとカラダが疲れているときです

そんなときは…
早く寝てゆっくりお休みしましょ

★家庭療育については、こちらからお読みください
「どんな子で、なにができるか?」

「ナニに興味をもって、どんなことができるか」を家庭療育に取り組む前に考えます。
⇒前回参照「家庭療育に取り組む前に必ずしてほしい2つのコト

投稿者プロフィール

りょう育ママ
りょう育ママ
3人の発達障害児(凸凹ちゃん)を育てるママ。
育児についてのリアル話や凸凹お役立ち情報をBLOGで発信★

「あつまれ!凸凹ちゃん」主宰
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