すでに2本記事を書いた後で、今更という感じはありますが、あらためて。

「あなたこなた」と申します。
このように記事を書いて発信する活動は、今まで経験のないことで、
自分でもどうなって行くかわかりません。
だからこそ、それを楽しみにして書いていきたいと思います。
何かしらの反応を頂けると嬉しく思います。

ペンネームの由来

私のペンネーム「あなたこなた」には「あちらこちら」という意味があります。
私がこのライターチームに参加することを友人に話したら命名してくれました。
自分のいる場所で自分の価値を生み出すことが大切である。
あちらに行っては価値を生み出し、こちらに行っては価値を生み出しと

そういうバックグラウンドがある言葉だそうです。
私の人生も紆余曲折を経ているので、
この言葉が私をよく表してくれていると感じました。

詳しくはインタビュー記事をお読みください

また、この「自分の価値を自分の場所で生み出す」という考えは、
バリアフリーチャレンジの活動にも通じるものがあると思っています。
これから「あなたこなた」な記事を書いていければ嬉しいなと思います。

このライターチームに参加した理由は編集長の島本さんに誘われ、お力になりたい、
楽しそうと思ったからですが、
父方の祖父の影響もありました
今回はその祖父の話をします。

祖父の足跡

祖父は医師でした。
約30年前、定年の直前にがんで亡くなりました。
亡くなる前は宝塚保健所の所長をしていました。
それ以前にも尼崎・三田・西宮等の保健所を歴任していたようです。
兵庫医大の設立に関わったり、さらにその前は丹波篠山や豊岡の診療所で診察などをして
兵庫県内の医療活動に長年携わっていたようです。
また当時より福祉に対しても熱心であったようです。
1970年代のノートには「私案、老人センター」として、
現在の地域包括支援センター(2005年設置)と同じような機能施設を
考えていたような記述があります。
また、重度障害児に関しても強い関心を持っていたようです。
私が祖母の介護の為、7年ほど前から宝塚に住み、
福祉業界で働き始めた際、何か祖父の足跡のようなものに出会えるかと思いましたが、
亡くなって30年近く経っているからか、
思ったような足跡には出会えませんでした。
しかし、阪神地域の福祉には祖父の影響がなにかしら残っていると信じて、
今も介護の仕事をしています。
祖父は定年直前の病死であるため、
きっと祖父なりにやり残したことがあるのだろうと思っています。
その思いを、少しでも知る機会を得て、引き継ぐことができると嬉しいと思っています。

ともに生きていくために

しかし、このように祖父の仕事に思いを馳せ、
前向きに受け取れるようになったのは30歳を過ぎてからです。
インタビュー記事でもお話しましたが、父も医師です。
父の場合は、一般にエリートと呼ばれるような道を進み、
現在は定年後、大学で看護学部の学部長をしています。
この偉大な二人は、幼少期より私にとって重圧以外の何者でもありませんでした。
他人から父の職業を聞かれた際に「父は医師です。」
と答えたことはありませんでした。
そう言えるようになったのは、私が医学部進学をあきらめた30歳を過ぎてからです。
それまでは、父の職業を国家公務員や地方公務員と答えていました。
仕事内容を聞かれても「研究っぽいこと」としか答えていませんでした。
そんな私の自己評価は「出来損ない」です。
この自己評価は残念ながら一生変わらないのだろうと思います。

私は昔から、今でいう自閉症スペクトラム(*)的な性質を多少示していたようで、
いわゆる癇癪持ちでもありました。
その私にとってこの重圧を感じつつ生きることはとてもしんどいことでした。

加えて、学校生活にも馴染めなかったため、
小学校と中学校で合わせて4年ほど不登校、ひきこもりの時期がありました。
同級生によるいじめではありません。だからこそ余計に、自分を責める気持ちが強かった覚えがあります。
「誰からもいじめられていないのに、病気でも無いのに、学校を休む自分はダメな人間だ」と。
それでも少しずつ適応する方法を試行錯誤し、今に至ります。

私は障害を持っていません。
難病患者でもありません。
しかし、今の日本で生きにくさを感じている1人ではあります。
そして死なずに生きている1人です。
私からの一方的な気持ちですが、障害を持っている方、持病をお持ちの方、マイノリティといわれる方、生きにくさを感じている方に対しては、
私にとって

「それでも生きよう」「生き残るんだ」という思いを持つ、同志の様な感覚

を持っています。
ただ、生活のしにくさ(バリア)は人によって違います。だから私は同志のバリアを可能な範囲で小さくし、

自らの価値を生み出す仲間として関わっていきたいと思っています。

ともに生きていくために。

*先週の西濱さんの記事もご参照ください。

コミュニケーションを助けてくれるもの~歌とピアノのコラボが実現~ 西濱優衣香(ルル―)

投稿者プロフィール

あなたこなた
あなたこなた
齢30代。ケアの仕事の地位向上を目指して右往左往と日々勉強中
保有資格:はり師/きゅう師/介護福祉士/公認心理師/登録販売者/整体師/心理カウンセラー/家族相談士/SNSカウンセラー