先日、「阪神・淡路大震災1.17のつどい」の様子が特集されていました。


30年以内に起こるとされる南海トラフ巨大地震に、どのように備えればいいのか考えてみましょう。役に立つ情報を以下で見つけました。
TEAM防災ジャパン

関西そなえ隊
※お住いの自治体のホームページの防災情報は必ずチェックですね

1⃣「誰と逃げますか?」


災害時には、多くの人が負傷し、混乱している状況が予想されます。車いすユーザーは瓦礫が邪魔をして進めなかったり、エレベーターが止まっていると家から出ることができないかもしれません。
阪神・淡路大震災から25年が経過しましたが、地震が起こったとき自助・共助・公助が上手く働くかどうかが大切です。当時、要援護者を最も多く安全な場所に誘導したのは「近所の住民」でした。医療関係者や、レスキュー隊、自衛隊が到着する前に、地域のコミュニティが先に働きます。
日頃のあいさつや、ご近所づきいが大切ですね。私の地元である宝塚市にも「災害時要援護者支援制度」があります。(宝塚市のHPから見ることができます)このような制度の活用も大事ですね。

2⃣「飲み水や、食べ物の備え、支援機器等の確保はできていますか?」

水や食料の確保のほか、持病の薬やお薬手帳も忘れずに。トイレは車いすユーザーにとって、大変重要な課題の一つだと思います。被災時、施設のトイレの多くは仮設トイレだと思います。トイレの手前に階段があったり、個室が狭くて車いすでは入ることができないかもしれません。
そういったことに備えて、尿瓶や、携帯トイレ、ポータブルトイレなど、備えておきたいですね。人によっては、下剤や浣腸も必要になります。宝塚市ではもうすぐ防災イベントが2件開催されます。一つは、3月8日の「宝塚防災ラジオdeウォーク」。
“ラジオを聴きながら地域の避難所や被災箇所をスタンプラリー形式で歩きながらめぐるという体験型防災イベントです”公式HPより。
バリアフリーチャレンジ!編集部からは私と車いすユーザーの編集長も含め計3名のライターで参加する予定です。
二つ目は3月7日~8日 「みんなで避難所宿泊体験をしよう!」
宝塚市の中央公民館で車中泊の練習をしたり、震災に備えて座学を受けたりすることができます。こうした防災企画に参加して、災害に備えましょう。