こんにちは。「”自分を変える”喜びを届けるエッセイ」です。
2回目の投稿となる今日は「体」にフォーカスを当ててみたいと思います。

あなたは自分の体のことが好きでしょうか?
きっと全部好きとか全部嫌いと言うよりはこの辺りが好きで、この辺はちょっと…。
みたいなグラデーションがあるかと思います。
同時に、あなたがあなたであるというのはその体でこの世界を生きていくということです。

今日はそんなあなたの体を労り、元気になった体で少し前を向けるような情報をお伝えしてみたいと思います。

忘れられた呼吸

この文章を読んでいる今、呼吸していることを忘れていませんか?大丈夫です。
これを書いている私も書きながら思い出したところです。
しかし、私たちは油断するといとも簡単に呼吸していることを忘れています。

そこで、まずこの呼吸にフォーカスしてみましょう。
そのままの体勢で構いません。
今、お腹が膨らんだり、沈んで行ったりしている感覚を捕まえられるでしょうか?
その自然な満ち引きに身を委ねてみてください。
あなたが呼吸するのではなく、体が呼吸をしているのです。

気をつけて欲しいのは「呼吸法」の話をしているのではないと言うことです。
「10秒で吸って、15秒で吐いて」みたいな話ではないということです。
今起こっている自然の呼吸に意識を向けてみてください。

おそらく驚くほどゆったりと呼吸をしている自分に気づくと思います。

動き続けている心臓、血流

さて、呼吸を楽しめたでしょうか?
目安とかは特にないので気が済むまでやってみてください。
頭ではなく、体が飽きてくるまでやることがポイントです。

頭は「こんなことやって何になるんだ」
とかそんな考えが巡ることもあるかと思いますが、
体が感じていることはまた別だったりします。

体がもう十分に呼吸ができて酸素が巡っていると感じられたら次にいきましょう。

次は心臓です。

 

きっと今も動いてますよね。
少しそこにフォーカスを当ててみましょう。
呼吸はさっきの自然な状態のままで。
心臓の動きを感じられたら、そこから流れ出る血液の流れについていってみましょう。

まるで体の中を旅するかのようについていってみてください。
左胸のあたりからお腹の方へ流れて、左足、右足と巡って右肩、首、頭、首、左肩。

実際にそう言うふうに人体が構成されているのは分かりませんが、
体全体が温かくなってくるのを感じませんかね?

全身が温かくなったら、そのまま呼吸に戻り、全身で呼吸するイメージで続けてみましょう。
足の裏から頭のてっぺんまで使って大きく呼吸をします。
お腹で呼吸をするのを越えていきましょう。

体全体が一体になるような感覚に身を委ねてみてください。
この大きな呼吸があなたの癒える力を引出します。
全身で呼吸する感覚に身を委ねてみてください。

 

疲れている部分が癒えるように願う

最後に、疲れている部分はありますか?
そこに意識を向けてみましょう。

肩や首、目の奥や脳味噌など現代人にとっては割と上の方が辛いかと思いますが、
腰や足でも問題はありません。
その部分に意識を向けてみましょう。

血が流れこんで、酸素が入っていく。
呼吸するたびに体自身が癒えようとする力を感じてみてください。
あなたが直すのではないです。体が自分で癒えようとするのです。

それはちょうど目の前にいる子どもが自分の問題に
一生懸命に取り組むことを見守る母親や父親、先生のような気持ちに近いかもしれません。

最善を尽くしつつも、最後は祈って見守っている。
私たちの体にはそれだけのポテンシャルがあると言うことを知ってください。
これも特に終わりの目安はありません。少なくとも私がお伝えすることではありません。

体に聞いてみてください。
終わった?と聞いてみて、なんかもうちょいと感じるなら、もう少し待ってあげてください。

最後に

いかがでしたか?
きっと安らいでいただけたのではないかと思っています。
コロナ禍で引きこもる時間が増えているかと思いますが、
体に負担がかかっていると思いますし、心にも負担がかかっているかもしれません。

体を通じて心の状態に気づくこともあると思います。
また、体が癒えることで心が軽くなることもあると思います。
道具とかも不要で場所も選ばない簡単なレッスンですので、体が必要と感じる時にぜひやってみてくださいね。