自分でやるべき事を見定めれば前進できる

このブログではどうすれば障害があっても快適に生きていけるか、
を実践的に考えるようにしています。

コンセプトは「身近なところからバリアフリーに」
です。

今回は障害のある私が直面している自身の課題解決
に向けた思考過程を端的にまとめました。

さて、やるべきことは、
その人の考え方や障害の種類や程度
置かれた状況によって当然異なります。

障害の種類を問わずチャレンジドはある面で
制約があるからこそチャレンジドです。

 ですから、

生きていくためには、健常者以上に
次に述べるような準備をすることが必要です。

最優先課題の特定が要

 (1)まずは、現実をしっかり見据える。
これは「できるだけシビアに」というのが私の考えです。

そうすれば自ずと課題が見えてきます。

 (2)心配なことは全て紙に書き出す。

 3)じっくりその紙を眺めていると
中核になっている事柄が見えてきます(最優先課題の特定)。

 (4)そしてその最優先課題の解決に全力投球。

あとは折に触れて、(1)~(4)を繰り返せば、
チャレンジドとして生きていける、と考えます。

最優先課題の解決にあたっては:

(5)解決のステップをできるだけ細分化して、
少しずつ解決に近づいていると、

「実感できるようにする」
のがポイントです。

私の場合、最優先課題は
「自立」です。

しかし、これだと抽象的すぎます。

ですから、自立を
「移動の半自立→移動の完全自立→日常生活に必要な動作の自立
→仕事
に必要な動作・スキルの獲得→経済的自立
→(文字通りの完全な)自立」
と細分化しました。

 移動の自立についてはこれまで何度も書いてきた
電動車椅子の活用と積極的に外出することでほとんど
達成できています。

それを日常生活全般に広げた場合の動作
つまりADL(activities of daily living)
について。

リハビリの成果により、
私にはある程度の歩行能力
があります。

また、片腕は動かせるので
倒れて間もない頃からの積み重ねにより
自分の身の回りのことはできます。

できていない(やっていない)のは
洗濯や料理などの家事全般です。

今は仕事に精力を傾けていて、
頼れる身内もいるので、
甘えていますが、
先のことを見据えて
積極的にチャレンジ
していきたい部分です。

倒れた当時、
一人暮らしをしていて、
本来なら一人で文句を言われず
自由ににやりたい部分
でもあります。

各課題に同時にアプローチできるならした方がいい

最後のステップ経済的自立
に向けた動作・スキルの獲得については
鋭意取り組んでいて、
少しずつですが、収入は増えています。
勿論、今後も増やすべく動きます。

私はこのように設計図を作って、
最短距離を考えて、日常生活の場面で
最優先課題を軸に
できる限り同時並行で取り組むように心がけています。